第10回研修会 報告

第10回研修会 報告

弊社では、毎年4月に社員の研修会を行っています。
秋野不矩美術館 設計:藤森照信
外観の仕上げは石・木・土の三大自然要素を使用している。展示室へは下足を脱いで入るという従来にはないシステムを使っている。

外 観

外 観
資生堂アートハウス 設計:設計工房(谷口吉生+高宮真介)
1980 日本建築学会賞受賞。、円形と正方形の単純な幾何学形態の組合せによるものとして、あたかも抽象彫刻となるような建築の造形を意図した。企画展示スペースは外側を正方形の壁で囲い、その中に円形の中庭を配した。一方、常設展時スペースは円形の外壁で囲い、その中に正方形の中庭を配した。そして、二つの円が結ばれて曲線を描く外壁には、水平方向に連続した窓を開け、そこを通して周辺の庭園の景色が建物内に取り込まれる。空間の構成の基本方針は、正方形と円形の組合せに加えて、明・暗、空・充、開・閉などすべてに二極的な要素の組合せによるものとなっている。

外 観

外 観
研修会を終えて
仕上げ材が対照的な二つの美術館を訪ねて、改めてそのテクスチャアが生み出す雰囲気の違いを感じることが出来ました。また、動線による視覚の変化が上手く作られていると思いました。

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